SECRET-LOVE*危険な極上大人の男


これでよかったんだよね。


どうしてかな。今凄く気が楽になった気がする。


思い切ってよかったって、心底思ってる私がいる。




「傷の手当てしないとな」


「傷?あ、忘れてた」


「痛そうだがな」


「傷の事思い出したら痛くなって来たかも…」


「フッ。なんだそれ」




小さく鼻で笑いながら救急箱から消毒液と絆創膏を取り出して手当てしてくれた。



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