SECRET-LOVE*危険な極上大人の男


「…まあ、気が向いたらな」


「気が向いたらじゃダメだよ。いつ気が向くか、わからないもん」


「…放っておけ」




見事、図星をつきやがる。


この前、アウトレットで電話したばかりだしな。


んな、頻繁にする事ねぇだろ。




「もうー。絶対しないつもりでしょー?彼女さん喜ぶと思うけどなぁ」


「フッ。余計なお世話だ」




莉子をリビングに残したまま、2階の部屋へ向かう。



< 159 / 428 >

この作品をシェア

pagetop