SECRET-LOVE*危険な極上大人の男
男の人は私の耳元で何やら囁く様に呟くと、制服のブレザーに異変を感じる。
男の人が囁いたのは…。
「…もっとましな嘘つけ」
「……え…」
気付くと男の人はブレザーのポケットから鍵を取り出し私の目の前で鍵を見せる。
悪戯な笑みを浮かべながら…。
「…そんな。あ、あのっ。家に入っても、金目の物なんてないんだからっ」
「…ククッ。勝手にほざいてろ」
男の人は小さく笑いながら、玄関のドアの鍵を開けてズカズカと中へ入って行く。
ど、どうしよー…。