SECRET-LOVE*危険な極上大人の男


暫くしてお前は優花や家族の事を話し始める。


俺は何も今話す必要なんざないと思っていたが、お前は…誰かに聞いてもらいたいのかもしれない…。


行き場のない心を、今すぐ誰かにぶつけないとやってられねぇのかもしれない…。


なら俺が聞いてやる。


お前が俺に話す事で少しでも気が楽になるなら、俺はいくらでも聞いてやる。


泣き叫んだって構わない。八つ当たりしてくれても構わない。


少しでも楽になるといいな。



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