SECRET-LOVE*危険な極上大人の男


甘い物食べたら元気になれる…か。


元気なさそうに見えるのな。


顔に出てしまってるなんざ、俺もガキと変わらないな。


莉子の持っているスプーンを握ると、そのまま莉子の口へと持って行く。


お前は目を丸くさせながら条件反射からかアイスを口に含んだ。




「甘い物食べられねぇんだ。ありがとな」


「そうなんだ。美味しいのに」




お前の食べっぷり見てたら、確かに美味そうに見えるな。



< 91 / 428 >

この作品をシェア

pagetop