雪情
【予感の的中ー12】
「あと
皆さんに知らせて
おきたいのですが、
川上さんの小屋に
入る時は、
合図としてノック三回
してほしいと
いうことです」
「ノック三回ですか?」
「うむ、
川上さんは小屋の中に
雪男が入って来るのを
待っているらしく、
ワシ達が
間違えて撃たれない
ように
入る時には
合図をしてくれと
いうことだ」
「つまり
我々が全員
この家にいるとに
思わせて、
雪男が小屋に入るとこを
狙う!という作戦を
考えているのですか?」
「その通りだよ。
ちなみに川上さんは
ドアの横に潜み、
入ってくる雪男を
横撃ちするらしいがね」
しかし、
そんな危険な作戦を
小川が納得するはずが
なかった。
「さゆりは
そんな危険な作戦を
考えていたのか!?
止めさせた方がいい!」
しかし、
本人を連れ戻せない上に
説得もできない。
どうしたらいいのか
小川には分からなかった
「……小川さん
いい考えがありますよ」
そんな悩んでいる小川が
可哀想に見えたのか、
大久保が話しかけてきた
「なんだよ?」
「連れ戻せないなら
我々のうちの誰かが、
川上さんの側に
居てあげれば
いいんじゃないの
ですか?」
「………」
小川は考えたがすぐに
「……そうだな!!
いい案じゃないか
大久保!」
と大声で言った
「あと
皆さんに知らせて
おきたいのですが、
川上さんの小屋に
入る時は、
合図としてノック三回
してほしいと
いうことです」
「ノック三回ですか?」
「うむ、
川上さんは小屋の中に
雪男が入って来るのを
待っているらしく、
ワシ達が
間違えて撃たれない
ように
入る時には
合図をしてくれと
いうことだ」
「つまり
我々が全員
この家にいるとに
思わせて、
雪男が小屋に入るとこを
狙う!という作戦を
考えているのですか?」
「その通りだよ。
ちなみに川上さんは
ドアの横に潜み、
入ってくる雪男を
横撃ちするらしいがね」
しかし、
そんな危険な作戦を
小川が納得するはずが
なかった。
「さゆりは
そんな危険な作戦を
考えていたのか!?
止めさせた方がいい!」
しかし、
本人を連れ戻せない上に
説得もできない。
どうしたらいいのか
小川には分からなかった
「……小川さん
いい考えがありますよ」
そんな悩んでいる小川が
可哀想に見えたのか、
大久保が話しかけてきた
「なんだよ?」
「連れ戻せないなら
我々のうちの誰かが、
川上さんの側に
居てあげれば
いいんじゃないの
ですか?」
「………」
小川は考えたがすぐに
「……そうだな!!
いい案じゃないか
大久保!」
と大声で言った