雪情
【近付く影ー5】
声………
声………?
最初白井は「声がした」
じゃなく
「音がした」
と言っていた。
どうもおかしい。
「まさか………」
田崎は恐る恐る
ドアを開けてみた。
外には誰もいなくて、
人がいた形跡すらない。
白井のヤツ、
やりやがったな……!!
田崎はドアを閉め、
急いで
二階に駆け上がった!
そして、
二階に上がると、
手前のドアを開けた。
しかし、
そこの部屋に
白井はいなかった。
となれば
もう一つの
奥の部屋しかない。
田崎は廊下に戻り
奥の部屋へと走った。
ドアを勢いよく開けると
白井が開いた窓に
足を掛けていた。
「動くな撃つぞ!!」
と言い
白井に銃口を向けた。
白井は
唐突のことで
目を丸くしている。
そして理解できたか
「チ!分かったよ
撃つなよ」
と渋々両手を挙げた。
「手は上じゃなく
前に出すんだ」
田崎は近付き、
前に突き出した両手に
再び手錠を掛けた
声………
声………?
最初白井は「声がした」
じゃなく
「音がした」
と言っていた。
どうもおかしい。
「まさか………」
田崎は恐る恐る
ドアを開けてみた。
外には誰もいなくて、
人がいた形跡すらない。
白井のヤツ、
やりやがったな……!!
田崎はドアを閉め、
急いで
二階に駆け上がった!
そして、
二階に上がると、
手前のドアを開けた。
しかし、
そこの部屋に
白井はいなかった。
となれば
もう一つの
奥の部屋しかない。
田崎は廊下に戻り
奥の部屋へと走った。
ドアを勢いよく開けると
白井が開いた窓に
足を掛けていた。
「動くな撃つぞ!!」
と言い
白井に銃口を向けた。
白井は
唐突のことで
目を丸くしている。
そして理解できたか
「チ!分かったよ
撃つなよ」
と渋々両手を挙げた。
「手は上じゃなく
前に出すんだ」
田崎は近付き、
前に突き出した両手に
再び手錠を掛けた