雪情
【殺人の目ー11】
「分かりました。
では大久保さん
気をつけてください」
「はい、
ありがとうございます」
そう言うと
早速大久保は靴を履いて
外へと出て行った。
その時二階では
小川が窓際に立っていた
(一体なんだろう…)
ひたすら
そんなことを
考えていると…
ゾク!!
小川は寒気を感じた。
「こ、これは!?」
それは
前に感じた寒気と
全く同じである。
そう、
雪男に追われた時の…
白井に睨まれた時の…
命の危機の感覚を…
ふと窓の外を見ると
人影があった。
「ま、まさか……」
……!!!!
………
「お?どうでした?」
戻ってきた大久保に
田崎が話しかけた。
「それが……」
あまり顔は
浮かんでいない。
その手には、
大久保の猟銃しか
見当たらなかった。
「どうしたんですかね?」
「実は下から呼んでも
小川さんが窓から
答えてくれないんですよ
ハア……」
困りながら
大久保は答えた。
それならば、
小川の銃が
見当たらないのは
当たり前である。
誘導がなければ、
どの辺りに落としたかも
分かるはずがないなと
田崎は思った
「分かりました。
では大久保さん
気をつけてください」
「はい、
ありがとうございます」
そう言うと
早速大久保は靴を履いて
外へと出て行った。
その時二階では
小川が窓際に立っていた
(一体なんだろう…)
ひたすら
そんなことを
考えていると…
ゾク!!
小川は寒気を感じた。
「こ、これは!?」
それは
前に感じた寒気と
全く同じである。
そう、
雪男に追われた時の…
白井に睨まれた時の…
命の危機の感覚を…
ふと窓の外を見ると
人影があった。
「ま、まさか……」
……!!!!
………
「お?どうでした?」
戻ってきた大久保に
田崎が話しかけた。
「それが……」
あまり顔は
浮かんでいない。
その手には、
大久保の猟銃しか
見当たらなかった。
「どうしたんですかね?」
「実は下から呼んでも
小川さんが窓から
答えてくれないんですよ
ハア……」
困りながら
大久保は答えた。
それならば、
小川の銃が
見当たらないのは
当たり前である。
誘導がなければ、
どの辺りに落としたかも
分かるはずがないなと
田崎は思った