雪情
【決意ー4】
「ワシらも
丁度外の戸を開けていて
ギリギリ
銃声が聞こえたくらい
だから、
やはり
この吹雪の中では
戸を閉めていたら
銃声すら聞こえない
みたいだね」
大久保も答える。
「そうですよ。
それで行って見たら
あんなことになって
いましたから…
首が折れていること
からして、
やはり雪男の仕業の
ようですね」
こういう時
冷静にできる大久保だが
やはり
荻原が殺されたことは
驚いている。
もし、
今度は自分が
襲われたら………
と内心警戒をしていた。
「では
皆さんの話を
まとめてみますかな」
田崎は一呼吸おいて
話し始めた。
「まず荻原さんが
川上さんを説得しに出て
我々4人はこの家で
荻原さんの帰りを
待っていた。
そして約20分後に
帰りが遅いので、
少し様子を見に
小川さんがこの家を出た
ここまではいいかな?」
川上以外は全員肯いた。
「そして、
すぐに大久保さんも
様子を見に外に出ようと
戸を開け、
銃声が聞こえた」
「……皆よく銃声なんて
聞こえたわね。
私は小屋にいても
全然聞こえなかったわ…」
「ワシらも
丁度外の戸を開けていて
ギリギリ
銃声が聞こえたくらい
だから、
やはり
この吹雪の中では
戸を閉めていたら
銃声すら聞こえない
みたいだね」
大久保も答える。
「そうですよ。
それで行って見たら
あんなことになって
いましたから…
首が折れていること
からして、
やはり雪男の仕業の
ようですね」
こういう時
冷静にできる大久保だが
やはり
荻原が殺されたことは
驚いている。
もし、
今度は自分が
襲われたら………
と内心警戒をしていた。
「では
皆さんの話を
まとめてみますかな」
田崎は一呼吸おいて
話し始めた。
「まず荻原さんが
川上さんを説得しに出て
我々4人はこの家で
荻原さんの帰りを
待っていた。
そして約20分後に
帰りが遅いので、
少し様子を見に
小川さんがこの家を出た
ここまではいいかな?」
川上以外は全員肯いた。
「そして、
すぐに大久保さんも
様子を見に外に出ようと
戸を開け、
銃声が聞こえた」
「……皆よく銃声なんて
聞こえたわね。
私は小屋にいても
全然聞こえなかったわ…」