ご主人様はトップアイドル?!
いきなり私に伝わる体温。


「リュウキ―?」


リュウキは私を勢いよく抱きしめた。


「なぁ。どうしたんだよ」


…?


「いつものレイカはどこだ?」



リュウキ?

私はいるよ。レイカはここにいる…なのに。



「こんなのレイカじゃねーよ」



そう言って私から離れた。


残されたのは、赤メッシュくんとハーフくんと私。


赤メッシュくんはその後、何も言わずに部屋から出た。


でも、私は気づいた。

彼の寂しげな瞳に…私が映っていた事を。

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