ご主人様はトップアイドル?!
幸いなコトに、傷は浅い。

けれど油断は出来ない。

意識が戻らない限り、危険な状態は続く。



俺は必死に名前を呼び続けた...


レイカに届くように...



願いが叶ってレイカが目を開けた。

でも…



「誰…?」



そう言われた時、頭ん中が真っ白になった。

意識が朦朧として、レイカを真っ直ぐ見ていられなくなった。



「マヤ、行くぞ」


リュウキに背中を押されてようやく歩き出した。

部屋を出ると、リュウキは言った。


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