ご主人様はトップアイドル?!
まぶしい光に照らし出されて、映ったのは、この文字。

“レイカ、ありがとう”



そして、TRIPLE×KISSが出てきた。



「これから俺らは、たった一人のために、歌を歌います」

「コンサートするから、ついてきてくださいね?」



「レイカ!行くぞっ!」




マヤくんの言葉を合図に、メロディーが流れ始める。

一人で聞くコンサート。


私がTRIPLE×KISSを独り占めしている。



それだけでスゴイ…


何曲も何曲も歌ったみんな。

本当のコンサートをしてくれていた。



最後の私の大好きな曲…

それを聞いた時、涙が溢れて止まらなかった...


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