ご主人様はトップアイドル?!
「サク、リノン、しばらくレイカを見てて?」

マヤくんは一人、報道陣の前に姿を現した。


「婚約者については、あまりコメントは出来ません」




「ですが」





―…?ですが?

マヤくんはゆっくりとコチラに視線を向けた。



「彼女は俺にとって最愛の人で、最高の女です」




そして、報道陣に深くお辞儀をすると、私達の元へと歩み寄ってきた。



「…行くぞ」




私達は、飛行機へと向かった。

そして、陸から飛び立つ時に思った。


マヤくんと出逢えて本当によかった―


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