ご主人様はトップアイドル?!
「マヤくん…」

「だからさ、レイカは俺がツアーしてる間は、実家に行け」

「うん...」

「体にも負担が少ないだろうし」



すると、マヤくんはゆっくりと私のおなかを撫でた。


「すげーよな...」

「うん」

「新しい命がここにあるんだぜ」



そして、そのまま手を頬に持ってきた。

「レイカ…がんばれよ」



信号で車が止まり、私達はキスをした。

信号が青に変わるまで、長いキスを交わした...



―2週間後


「じゃあ、行ってくる」

「うん…」


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