ご主人様はトップアイドル?!

「レイカは気づいてなかったかも知れないけど、

少なくともリュウキは気づいてた。」


「―え？」


「あいつと目が合った」




そんな―

リュウキ…何で教えてくれなかったの？


「そして、俺の目の前でレイカに印を付けた」


…だから。

だからマヤくんは知ってたんだ…



「最低だな」


そう言って彼は部屋を出た。




私はその場から動くことさえ出来なかった。


マヤくんを思いっきり傷つけてしまった…

後に残るのは後悔ばかり……


それからしばらく。


私とマヤくんは話すどころか、

目すら合わせなくなった…