君とアタシのkiss☆
あたしが君に好きと言ったら。
康人(ヤスヒト)&美衣菜side
ミイナがヤスのことを好きと知ったのは
今から、一年半くらい前。
ホノがヤスのことを好きと言ったのは
今から、二週間くらい前。
その差は、見ただけで分かる。
「ヤス、あんまり女もて遊ぶなよ。」
クラスの男子たちが、羨ましそうに面白半分に言ってくる。
「うるせーよ。」
ヤスは、聞いても興味なさそうにふいっと目をそらした。
「この野球少年よ!!」
ヤスはみんなに、好かれたいた。
ミイナとヤスは同じクラスだった。
「いいなぁ。ヤス君。」
いつも窓際の席を座っていたミイナは、自分とは違う世界にいるヤスに憧れ、心を寄せていた。
その点、
ヤスはいつも自分が
教室の中心にいるのを、
いいのか?
と不思議に思うとき、いつも窓際に静かに読書をするミイナにひっそりと、
「いいな」
と想いに惚れていた。
そのとき、ミイナがヤスに告白した。
ミイナは、ヤスのことを好きになったと同時に野球部のマネージャーを希望した。
それから、ミイナのヤスに対する気持ちは深まるばかりで、ヤスのことしか頭になかった。
「なぁ、リョウジ。俺、ミイナに告白された。」
ヤスは、リョウジに一番に相談した。
「ヤス、お前ミイナのこと好きなのか・・・?」
リョウジは、ヤスに不安そうに問いかけた。
「お前は、好きじゃないだろ。ミイナのことは・・・。」
「え・・・?」
好きじゃないのは、確かだったけど
「好きじゃない。」
なんて、言ったら余計怪しまれるかもしれない。
「お前は、ホノちゃんとできてるんだよな。」
急に真剣な顔をしたヤスに、リョウジは自然と驚いていた。
「俺は・・・。」
「永遠に片思い」
と言おうとしたリョウジは、途中で黙ってしまった。
「ヤスく~ん。」
そこに、嬉しそうなミイナの姿があった。
リョウジはそこで
「助かった。」
と言わんばかりの表情をとった。
「ばか。リョウジ、分かりやすいよ。」
そう、呟いたヤスはミイナの方に消えていった。
ミイナがヤスのことを好きと知ったのは
今から、一年半くらい前。
ホノがヤスのことを好きと言ったのは
今から、二週間くらい前。
その差は、見ただけで分かる。
「ヤス、あんまり女もて遊ぶなよ。」
クラスの男子たちが、羨ましそうに面白半分に言ってくる。
「うるせーよ。」
ヤスは、聞いても興味なさそうにふいっと目をそらした。
「この野球少年よ!!」
ヤスはみんなに、好かれたいた。
ミイナとヤスは同じクラスだった。
「いいなぁ。ヤス君。」
いつも窓際の席を座っていたミイナは、自分とは違う世界にいるヤスに憧れ、心を寄せていた。
その点、
ヤスはいつも自分が
教室の中心にいるのを、
いいのか?
と不思議に思うとき、いつも窓際に静かに読書をするミイナにひっそりと、
「いいな」
と想いに惚れていた。
そのとき、ミイナがヤスに告白した。
ミイナは、ヤスのことを好きになったと同時に野球部のマネージャーを希望した。
それから、ミイナのヤスに対する気持ちは深まるばかりで、ヤスのことしか頭になかった。
「なぁ、リョウジ。俺、ミイナに告白された。」
ヤスは、リョウジに一番に相談した。
「ヤス、お前ミイナのこと好きなのか・・・?」
リョウジは、ヤスに不安そうに問いかけた。
「お前は、好きじゃないだろ。ミイナのことは・・・。」
「え・・・?」
好きじゃないのは、確かだったけど
「好きじゃない。」
なんて、言ったら余計怪しまれるかもしれない。
「お前は、ホノちゃんとできてるんだよな。」
急に真剣な顔をしたヤスに、リョウジは自然と驚いていた。
「俺は・・・。」
「永遠に片思い」
と言おうとしたリョウジは、途中で黙ってしまった。
「ヤスく~ん。」
そこに、嬉しそうなミイナの姿があった。
リョウジはそこで
「助かった。」
と言わんばかりの表情をとった。
「ばか。リョウジ、分かりやすいよ。」
そう、呟いたヤスはミイナの方に消えていった。