君とアタシのkiss☆
友達+恋人÷2
穂香side

あたしは、まだ信じられなかった。

だって、リョウジがあたしにキス・・・
したんだから・・・。

あたしとリョウジは、幼なじみ。

まさか、あんなことされるなんて
考えても見なかった。



あたしは、リョウジとのことに一段落つけると
『ヤス』のことを考えた。

「ヤス・・・。」

あたしは、ベットに寝そべった。

すごくかっこよかった。

ヤス・・・
ヤス・・・
今すぐ、君に会いたい。



あたしは、このとき『ヤス』のことをちっとも知らなくて、まさか 彼女がいるとかそんなことより前に、君の学年も苗字も本名も知らずにいた。

けれども、あたしはそんな気持ちに満足していた。



ただ、君を好きになれただけで、幸せのように感じていた。



あたしは、ただ単に
君が好きだった。

君が
好き。


名前も知らないこの
   キミに・・・。



あぁ、早くキミに
キミに、、、。

君に会いたい。




好き。






< 3 / 63 >

この作品をシェア

pagetop