君とアタシのkiss☆
穂香side

よぉし!

準備オッケー!

あたしは、そこまで長くない髪をかき上げた。

「いってきまぁす!」

ガチャ

あたしは、一足先に家を出た。



それから学校・・・

「ホノちゃ~ん!」

「ミイナちゃん!」

ミイナちゃんがあたしに向かって走ってきた。

「あ、ミイナちゃん!あたしのこと‘ホノ’ちゃんって呼んでくれるようになったの!?」

「うん!」

あたしとミイナちゃんは仲良くなっていた。

「じゃあ、ミイナちゃんは・・・」

「ミイナ、ミーナ・・・」

「ミーナで、ミナ!!」

「うんッ。いいね!」

あたしたちは笑った。

あたしが右に来て、ミナが左で手をつないだ。

ミナはいつも笑ってくれる。

「あ、トモ~!!」

あたしは『トモ』に近づいていった。

「ホノちゃん!」

「トモちゃん!!」

ミナもトモに抱きついていた。

「どうしたの?ホノちゃんとミイナちゃん。」

「見て~トモ!ミナとあたし仲いいの!!」

あたしはミナの腕を引っ張った。

そう、それからあたしとミナとトモはずっと仲がよかったんだ。

そう、このときまでは・・・。


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