幼なじみなんてッ！〜近くて遠いアイ･ラブ･ユー〜

｢でも、どういう理由があるにせよ、来れなかったのは悪かった…｣


待っててくれたのに…



｢ごめんね……｣


｢え…っ？｣



な、なんで花音が謝るんだ？


涙を溜めた花音が俺を見つめる




｢だって…あたし、1人で勘違いして…。本当にごめんなさい…｣



しょぼんとして瞳を潤ませている



誰だよ…こいつ……



可愛すぎだろ…///




こんな素直な花音、初めて見たぞ……



本当に花音か……？




ぐすぐすしながら涙を必死に止めようとする花音



｢ごめん…ごめんなさ―…っツ//｣



花音を引き寄せ、抱きしめた