幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜
「な…なつ…め……?」
近づいてくる顔
反射的にギュッと目を閉じる
それをキスの合図として取った棗が、唇をそっと重ねてきた
最初は触れるか触れないかの、啄[ついば]むようなキス
「んあっ…ふっ…」
優しいキスで嬉しいのに……
何かがおかしい……
もっと触ってほしい……
触れてほしい…って……
すると胸元に違和感を感じた
「ふん゙っ!!」
胸!胸に手が!!
器用にもう一方の手がボタンを外していく
「なつ…めっ…んんっ……」
深くなるキス