幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜
「んあっ…棗っ……」
制服の中にゆっくり棗の手が入ってくる
ひんやりした手にビクッと震える身体
ヤバい!
ヤバいよ!!
ここって一応学校だし!
棗の手が胸に触れた…
ヤバい……!!
「棗っ!!」
棗を押し返した
「「はぁ―はぁ―…」」
荒れた息のまま絡み合うあたしたちの目
「あっ…。俺……」
ハッとしたようにあたしの上からどき、はぁ―…とため息をつきながらベッドに腰かける頭を抱える棗