幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜
それだけのメールで何故来たって?
前々からこいつにははっきり言いたい事があったから……
「で。用事って何?」
でも、まずはこっちの話しでも聞くか。
「あのさ〜。花音ちゃん、俺がもらっていい♪?」
「………は?」
イヤイヤ。そんなニコヤかに言われても。
何かイラッと感より、気が抜けるって言うか……
「えっ…と―…。ダメに決まってんだろっ!」
ヤバかった。
こいつのペースに流されるところだった
「ふぅ―ん。そうだよね―。でもさぁ―…」
そこで隼人の顔から笑みが消えた
なんだ…。
この寒気がくるような…不思議な感覚は………