幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜
「………」
「な…棗?」
「しっ…黙って。」
「っっ///」
「…………はい。目、開けていいよ」
「えっ?」
もう?って感じで俺を見てくる
「首元、見てみぃ?」
「へ?首?」
花音が自分の目線を下に向けて、一瞬停止する
「こっ、これって?!さっきあたしが見てた、ネックレス?!」
「そっ、初デート記念にプレゼント♪」
「嘘っ!」といいながら、嬉しそうに喜んだ花音
「初デート記念がチケットの半券っていうのは、さすがに男が廃るしな♪」
なんて言ったけど、本当は俺があげた物を身につけていて欲しかったんだ…
俺のものっていうしるしに……
……俺ってやっぱり独占欲強すぎかな?