幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜


このまま、蓮を好きになれば楽なのかな……




もうツラい思いしなくてもいいのかな……?



その日はそのまま眠りについた………












「っツ!やば―っ!」



遅刻だよ!遅刻っ!!


服は……これでいっか。



最近新しく勝ったピンクのワンピースに着替え、メイクをして家を出た


「花音―」



先に来ている蓮が手を振っていた



「ごめ―ん。遅れちゃ………」



………えっ



な…なんで……棗がいるの?



「よし。じゃあ行くか」



そう言って蓮が手を握ってくる



「じゃあな。棗」



「あぁ」



それだけ言って、蓮はあたしを引っ張って歩きだした



< 70 / 376 >

この作品をシェア

pagetop