Painful Love※修正完了※

わたしが推薦してもらえるはずが無い、そう思っていた。


「あぁ……確かに休んでるけど提出物はしっかり提出してたみたいだし。


テストも多少下がったみたいだけどその後持ち直したし……理由も理由だし面接で聞かれるかもしれないけれど問題ないぞ」

「そうですか……」

「あの過保護な幼なじみのお陰だな」


先生は笑いながら続ける。

「欠席の連絡を親御さんから貰うけれど、その理由が『斎藤が行かないなら俺も行かない』だからなー…よっぽど心配だったんだろう」

今の担任は2年の時は隣のクラスの担任を持っていてわたし達の担任では無かった。

それなのにその話を知ってる…のはきっとその時の担任が話したんだろう。


「ノート提出もあいつがしてたみたいだしな」

「はい」


拓斗が頼んでくれたお陰で単位に加算されたんだ。

「おまけに2人とも希望大学も同じだな……もう何も言えないわ……斎藤が市立大に行きたがるのも分かる」




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