Painful Love※修正完了※

俺はね、おじさん達が引き合わせてくれたんじゃないかと思う。


一人で平気そうにしてたけど、マンション、売り払うって平然と言ってたけど。


平気なわけないじゃん。

思い出いっぱいあるのに。


簡単に手放せるわけないじゃんって。


そう思ったら、やっぱり時雨を支えてあげないとって思った。


遠くから応援するんじゃダメなんだ。







俺が、すぐ傍で支えておかないと。


何て言えばいいか分かんないけど、まとまり無いけど、さ。


俺の、幸せは。


離れてた分、これからはずっと一緒にいたい。


朝、起きて時雨の顔見て安心して、

「おはよう」って起きて。


毎日はムリかもしれないけど、「いただきます」って一緒に朝食食べて。


仕事から帰って来たら夕食食べて、なんてことない話しながらテレビ見たり、ゴロゴロしたり。


たまに、外で食べたりすんの。


で、「おやすみ」って言って、


隣に時雨がいるって思いながら寝る。

そんな当たり前に見える生活が、



俺の幸せ。


俺に頼るとか、約束で縛るとか、無くて。







ただ、俺が傍にいたい。


ただ、俺が傍にいたい。


人生、一回きりだろ?


その一回を、


二度とない一瞬一瞬を、時雨と生きていきたい。

手、伸ばしたら、届く位置にいて。





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