クレイジー★ガールズ~6人の支配者たち~
「ねぇ、私ってそんな男顔がな?」

「普通の女の子って感じの顔」

「なら、いいんだけど」

私は、帰るしたくをする。

たくさん、汗かいたわー。ほんっと。


今は夜の9時-  
コンサートが終わって10分程度しか経っていない。

「今から家に帰ったら何時かな?」

私はケータイを閉じたり開いたりしながらマネージャーに尋ねる。

「んー、12時には家に着いていると思うわ」

「ありがとう」

12時かあ。
明日は学校なのに…。


そう思いながら会場から客が出て行くのを待っていた。





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