クレイジー★ガールズ~6人の支配者たち~

覇月は1人木の陰でクラス発表を待っていた。


木によりかかっているのだが、同じ木の反対側に誰かがよりかかっているらしい。
その人は覇月が木のところにく前からいたと思う。


ペラｯ...ペラッとさっきから本みたいなのをめくる音が後からめちゃくちゃ聞こえる…。



(何やってんだろ…まっ、関係ないからいいけど。)


ふとクラス発表される所を見ていると先生がやって来て紙を張り出しているところだった。

生徒たちは我先にといわんばかりに紙のところに群がる。


そんな前じゃなくても見えるのに…


そう思いつつ後ろのほうからクラスを確認する覇月。