クレイジー★ガールズ~6人の支配者たち~
第二章
No1始まり
-キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン-
SHR始まりのチャイムが鳴った。
今までうるさかったA組の教室も次第に静かになっていった。
-ガラガラ-
『おはよう。』
低い声でありきたりな挨拶をしながら入ってきた、黒城永久(コクジョウトワ)にクラスのほとんどの視線が集まる。
あくまでほとんど、だが。
『えー、みんな進級おめでとう。 A組の担任になった黒城永久だ。 早速だが、クラス発表で名前を見た者もいると思う。 転入生を紹介する。 飴宮苺だ。』
みんなの顔に若干驚きの色が見えた。
『飴宮ー、入ってきてくれ。』
黒城がそう言うと、髪をツインテールにした背の低い、愛らしく幼い感じの女の子が入ってきた。 スカートの腰のところには、ボロボロになったぬいぐるみの白いウサギのキーホルダーがついている。
『じゃあ自己紹介してくれ。』
「転入生のマリア・キャンディーです! 好きなことは・・・」
『おい、飴宮!?』
〔その名前で呼ぶんじゃねーよ〕
(そーいうこと言っちゃダメだってば、トルテ!)
「みんな、マリアって呼んでね~!」
このハチャメチャな少女にみんなは呆然としていた。
『うーん… まあ、座ってくれ。』
「はーい! みんな仲良くしてね♪」
キーンコーンカーンコーン-
SHR始まりのチャイムが鳴った。
今までうるさかったA組の教室も次第に静かになっていった。
-ガラガラ-
『おはよう。』
低い声でありきたりな挨拶をしながら入ってきた、黒城永久(コクジョウトワ)にクラスのほとんどの視線が集まる。
あくまでほとんど、だが。
『えー、みんな進級おめでとう。 A組の担任になった黒城永久だ。 早速だが、クラス発表で名前を見た者もいると思う。 転入生を紹介する。 飴宮苺だ。』
みんなの顔に若干驚きの色が見えた。
『飴宮ー、入ってきてくれ。』
黒城がそう言うと、髪をツインテールにした背の低い、愛らしく幼い感じの女の子が入ってきた。 スカートの腰のところには、ボロボロになったぬいぐるみの白いウサギのキーホルダーがついている。
『じゃあ自己紹介してくれ。』
「転入生のマリア・キャンディーです! 好きなことは・・・」
『おい、飴宮!?』
〔その名前で呼ぶんじゃねーよ〕
(そーいうこと言っちゃダメだってば、トルテ!)
「みんな、マリアって呼んでね~!」
このハチャメチャな少女にみんなは呆然としていた。
『うーん… まあ、座ってくれ。』
「はーい! みんな仲良くしてね♪」