「金剛戦士Ⅱ」西方浄土
将来的には今後、太陽系内に順次配備されてゆくカメラ衛星で追跡監視して、要注意彗星や小惑星に対しては、必要とあれば、現在、保有している核ミサイルの発射や、今後、開発配備予定の核爆弾内蔵式のミサイルを直接命中させる方法で破壊するか、もしくは可能であれば軌道を変更させる。
もしミサイルが無力化された場合は、無機物生命体だと考えられるので、木星軌道以内に配備予定の電子ビーム砲搭載衛星や核爆弾内蔵式のミサイルで攻撃を行い、そのうえで地球に接近して来た場合には、宇宙戦闘機の使用や地球の周辺に配備されている電子ビーム砲搭載衛星で攻撃する。
それでも以前のように地球に侵入された場合には、平和維持軍の出動となるが、無機物生命体への防御戦闘の方法や戦術、戦略は研究が始められたところであり、今後の研究成果を待って、検討してゆくことになろう。
彗星や小惑星が、無機物生命体だと判明した場合の対処は今後、定期的に安全保障会議を開き、防御戦闘の戦術や戦略の研究成果を報告してもらいながら、討議を継続していくこととなった。
問題は現在、地球の近くを通過する軌道を接近中の彗星である。
現在、カメラ衛星で追跡観測しているといっても、一機目のカメラ衛星は、もうしばらくすると彗星から遠ざかってしまい観測できなくなるし、二機目を振り向けてはいるが、やや離れた位置にあるので充分な観測が可能かどうかは不明である。
ということは、三日後に打ち上げる予定のカメラ衛星に頼るしかなく、打ち上げたカメラ衛星が観測を開始する時には、新彗星は、かなり地球に接近しているのではないか。
もしミサイルが無力化された場合は、無機物生命体だと考えられるので、木星軌道以内に配備予定の電子ビーム砲搭載衛星や核爆弾内蔵式のミサイルで攻撃を行い、そのうえで地球に接近して来た場合には、宇宙戦闘機の使用や地球の周辺に配備されている電子ビーム砲搭載衛星で攻撃する。
それでも以前のように地球に侵入された場合には、平和維持軍の出動となるが、無機物生命体への防御戦闘の方法や戦術、戦略は研究が始められたところであり、今後の研究成果を待って、検討してゆくことになろう。
彗星や小惑星が、無機物生命体だと判明した場合の対処は今後、定期的に安全保障会議を開き、防御戦闘の戦術や戦略の研究成果を報告してもらいながら、討議を継続していくこととなった。
問題は現在、地球の近くを通過する軌道を接近中の彗星である。
現在、カメラ衛星で追跡観測しているといっても、一機目のカメラ衛星は、もうしばらくすると彗星から遠ざかってしまい観測できなくなるし、二機目を振り向けてはいるが、やや離れた位置にあるので充分な観測が可能かどうかは不明である。
ということは、三日後に打ち上げる予定のカメラ衛星に頼るしかなく、打ち上げたカメラ衛星が観測を開始する時には、新彗星は、かなり地球に接近しているのではないか。