恋。

<過去





「なあー、」

「ん?」


健二に疑問の声をかけられた私は、いつものように元気な声で返した



「未紅ってさあー、
今まで誰かと付き合ったことってあんの??」


「えっ!」


おどろいた。




「そんなっ!
あるわけないじゃーん!」


「そーなの?
意外ー。」


「そーだよ!
何よ意外って!!
え?健二は??」


「おしえねー!」


「はあー??」


ぁはははは。。。


おどろいて、悲しみがあふれてきた。


笑いながら、私は思い出していた

思い出したくない、

あの思い出のことを。。。




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