一通のメールから始まる恋
いよいよアキが泊まりに来る日だ。

ボクは少し早めに公園で待つことにした。

10時少し前、アキがやってきた。

さすがにクリスマスほどの荷物は持っていなかった。
ボクはアキの荷物を受け取り、家へと向かった。

今日はさすがに親には泊まりに来ることを伝えておいた。

しかし、先に紹介しておけば、あとで部屋にでも見に来られてはたまらなかった。

ボクは家につくと、わざとらしく、

『ただいま!アキがきたけど。』

そう言うと、すぐに母親が出てきた。

自分の息子がどんな娘と付き合ってるのか興味があったのだろう。

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