一通のメールから始まる恋
アキは向かってくる母親に軽く頭を下げた。

当然、ボクはアキが話せないことなど伝えていなかった。

『もういいでしょ!余計なことはしなくていいから!』

そう言ってアキを部屋に連れていった。

部屋に入るとアキはボクのベッドの上にすわった。

いつもと違い、少し暗い表情をしていた。

ボクはアキの荷物を置き、
『どうしたの?』

そう聞くと、アキはそのままベッドの中に潜ってしまった。

何かあったのかな…。

そう思ったボクもベッドの中へ入ったんだ。
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