一通のメールから始まる恋
ボクはアキがいつ出てきてもいいように部屋の灯りをほとんど消してベッドの中で待っていた。

お風呂から出てきたアキはそのままベッドに入ってきた。

緊張で頬を赤らめたアキはとても魅力的だった。

ボクらはお互いを求めるように抱いたんだ。

アキもいつもより積極的にボクを求めてくれた。

でも、その時に抱いていたボクの気持ちとアキの気持ちには大きな違いがあったことなんて少しも気が付かなかったんだ。

お互いが愛し合っている。
ただそれだけは間違っていないはずだった。
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