一通のメールから始まる恋
月曜になり、いつものように大学に行く準備をしていた。

《ピロリロリ〜》

アキからだ。

いつメールがきてもいいようにアキからくるメールの音を設定しておいたのだ。
すぐさまボクは携帯を開く。

《映画、観にいきません?》

そう入っている…。

顔も知らない相手からのデートの誘い。

なんて返したらいいのか分からず、友人に相談してから返事をすることにした。

大学につくと、もう友人たちは揃っていた。

こちらをニヤニヤしながら見ている。

あんな奴らに相談して平気なのかと思いながらも昨日話したメールと今日きたメールのことを話したんだ。
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