一通のメールから始まる恋
《9時にこの前の公園でいい?》

あまりに早くても人はいるかもしれないし、遅ければ声が近所に響くのではないか…、それほどに考えメールした。

《じゃあ、待ってます。》
いつもと変わらずに淡々と帰ってきた。

ボクらはその後、すぐに解散した。

いくら何でも眠くて寝呆けたまま会えないし、緊張してたら待ち合わせ時間まじかに寝てしまっては困る。
余程疲れていたのだろう…。

友人たちが帰るとボクは緊張なんてしないまま、すぐに眠ってしまった。
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