一通のメールから始まる恋
週末にはボクらは会うようにしていた。

ボクはアキに極力、ノートとペンは使わせないようにしていた。

表情や仕草だって十分伝わるものだ。

ボクはアキをあまり遅くまで連れ回したりはしなかった。

親公認のため、心配かけたくないのと同時にアキを大事にしたかったからだ。

アキは当然ながら異性と付き合うのが初めてなのでこれが普通だと思っていた。
恋人たちにとって夏にはイベントが多いようだか冬にはメインイベントが待っていた。

そう、クリスマスだ。
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