一通のメールから始まる恋
アキはちゃんと、シャンメリーまで用意してくれてあった。

ボクもまだ20歳ではないし正直、お酒も苦手な方だった。

ボクらは、部屋から見える一面の夜景を見ながら乾杯してご飯を食べた。

『おいしい!アキって料理上手なんだね!』

アキはうれしそうに笑っていた。

食事を食べ終える頃、アキは備い付けの冷蔵庫からケーキを出した。

『これも手作り?』

アキは笑顔で頷いた。

アキがここまで考えてくれていたなんて知らなかったボクはそんなアキがとても愛しくてたまらなかった。
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