一通のメールから始まる恋
部屋に戻り、チェックアウトの準備をする。

ボクはアキの荷物を持ってフロントへと向かった。

チェックが終わり、車に荷物を乗せ、車にエンジンをかけた。

『今日はアキもアキの両親とクリスマスしなよ。』

アキは不思議そうな顔をしていたが、

『クリスマスに泊まりまで許してもらったからさ。夜に会えたらまた少し会おうよ。』

そう言うと、アキは強く頷いた。

本当はずっと一緒にいたかったが、アキとの初めての泊まりに少し負い目を感じていたのかもしれない。

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