一通のメールから始まる恋
夜になるとアキからメールがきた。

《10時くらいから12時くらいまでなら会えそう。いつもの公園でいい?》

《もちろん、待ってるね。》

さすがにもう渡すプレゼントはなかったが、クリスマスの夜に一緒にいることに意味を感じていた。


夜九時…。

公園で待っているとアキがやってくるのが見えた。

ボクは車を降りてアキに手を振った。

ボクは助手席のドアを開け、アキを座らせた。

『時間もあんまりないからドライブでいい?』

アキは分かっていたかのように頷いてくれた。

夜景のキレイな場所というよりもたくさんのイルミネーションがある場所をいくつ回っていた。

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