一通のメールから始まる恋

バイトを終えると、アキからメールが入っているのに気が付いた。

《初詣の許可取れたよ。一緒に年を越そうね。》

それを見たボクは、

《そうだね。初詣で初キスして初Ｈしなきゃね》

半分冗談混じりで返事を返した。

アキからは、

《うん！》

ただそれだけの返事だけだったけどボクを喜ばせるには充分だった。

一緒にお参りしたら何をお願いしようかな。

そればかり考えていた。

そしてアキがその時に何を願うなんて考えてもいなかったんだ。