一通のメールから始まる恋
12時になった…。

列が少しずつ前に進んでいく。

『明けましておめでとう。一緒に年を越せてよかったね。』

アキは少し照れながら頷いた。

『もうそろそろだね。』

『お賽銭持ってる?』

アキは手をつないでいない方の手を軽くあげた。

ボクもポケットに用意しておいた5円を握り締めた。
だんだんと神社に近づいていく…。

そしていよいよボクらの番になった。

そしてそこでボクはアキの行動にびっくりすることになる。
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