灯火
時は流れ現在。
高校を卒業して二年目の夏を迎えていた。
生まれ育った地元から快速列車で約1時間半。
駅から徒歩十五分という所に俺はいる。
程々の街で一人暮らしをしながら大学に通い、空いた時間にはバイトをして、時々俺と連む物好きな奴と飲むという、それなりの日々を送っていた。
今日はその物好きな健二に買い物に同行してくれと頼まれていた。
彼女の誕生日プレゼントを買いに行くらしい。
高校を卒業して二年目の夏を迎えていた。
生まれ育った地元から快速列車で約1時間半。
駅から徒歩十五分という所に俺はいる。
程々の街で一人暮らしをしながら大学に通い、空いた時間にはバイトをして、時々俺と連む物好きな奴と飲むという、それなりの日々を送っていた。
今日はその物好きな健二に買い物に同行してくれと頼まれていた。
彼女の誕生日プレゼントを買いに行くらしい。