灯火
こんな落ち着きのない私を変わらず視線を合わせ相手してくれた人。


蓮見 朔良。


「話し方は…一見素っ気ないく感じられがちですけど、決してそんな事なくて」

私のノロケにも似た話にもおじさんは嬉しそうに頷き聞いてくれる。

「温かくて、このまま隣にいれたらと…思っていました」

人の事は言えないな。

やっぱり姉妹だなと改めて感じていた。

「私も嫁さんにそんな風に思っていました」

そう言いながら、照れくさそうに視線を私から外す。


< 41 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop