灯火
バイト先は駅の真横にある本屋で家からそう遠くなく、時間に融通が利くという理由で選び面接したその場で店長からあっさりOKを貰い、次の日から働き始めたのだった。
洗濯の終了ブザーが鳴り時計を見ると、丁度いい時間。
洗濯物を干して出かける支度をし、出掛け前のチェックをしてすぐに家をでた。
―――
「お早よう御座います」
バイト先に着き裏口から入ると、店長が本の仕分けをしていた。
「おっ!今日もよろしく頼むよ~」
ひょうきんに右手を挙げ店長はまた作業に入る。
事務所に入りタイムカードを押した所で扉が開き誰かが入ってきた。
「あ、蓮見さんお早よう御座います」
入ってきた女性は新山 陽菜と言う専門学生。
俺より後に入った一つ下のバイト定員だ。
「おはよう御座います」
挨拶を返し自分のロッカーにある紺色のエプロンを首にかける。
「あのっ!」
呼ばれて振り向くと、彼女は俯いている。
腰紐を結いながら『なんですか?』と聞いてみると少しして彼女は顔を上げる。
が、視線を逸らし一向に話そうとしない。
呼ばれたよな?
洗濯の終了ブザーが鳴り時計を見ると、丁度いい時間。
洗濯物を干して出かける支度をし、出掛け前のチェックをしてすぐに家をでた。
―――
「お早よう御座います」
バイト先に着き裏口から入ると、店長が本の仕分けをしていた。
「おっ!今日もよろしく頼むよ~」
ひょうきんに右手を挙げ店長はまた作業に入る。
事務所に入りタイムカードを押した所で扉が開き誰かが入ってきた。
「あ、蓮見さんお早よう御座います」
入ってきた女性は新山 陽菜と言う専門学生。
俺より後に入った一つ下のバイト定員だ。
「おはよう御座います」
挨拶を返し自分のロッカーにある紺色のエプロンを首にかける。
「あのっ!」
呼ばれて振り向くと、彼女は俯いている。
腰紐を結いながら『なんですか?』と聞いてみると少しして彼女は顔を上げる。
が、視線を逸らし一向に話そうとしない。
呼ばれたよな?