小野姉子のキャンパスライフ
「よろしいでしょう。
しかし、今回限りの特例でございますよ。
今後、二度とこのような事がないようにお願い致しますよ。お父様、お母様」


なぜか、あっさりと小野くんの金髪での運動会参加を認めた教頭先生。



何か思惑があるのだろうか。



「ほら、大輔。
教頭先生にお礼を言いな」



懐かしの昭和のスケバンを彷彿させる小野くんのママがここで初セリフ。



「俺が100メートル走で1位になったら、俺と付き合ってくれ。姉子」



ママの発言を無視して何を宣うのだ。
血迷ったのか小野くん。



てか、呼び捨てすんなよ。
< 9 / 28 >

この作品をシェア

pagetop