先生の唇はイチゴミルクキャンディーの味
『俺が、先生を、守ってやる!』



教室の窓際で、しゃがみこみ、白く細い指で、目を押さえている先生の後ろから

翔は、抱きつき、そう言いました。



翔は、先生の匂いが、大好きです。


甘くて、柔らかな匂いです。
< 6 / 20 >

この作品をシェア

pagetop