佐々木蔵次郎の悲劇(喜劇?)

ぽんこつじゃなくて―ぽん太は、仕事を終え、自分の家へと帰った

「さりげなく新しい名前つけるのやめてくれない?」

まぁ帰ったわけである。

ガチャ

迎えてくれる人はない。
26にもなって、彼女すらいない。


「俺、20歳だから。6年もたすな」


「おかえり」

何故か弟子がいた。

「どうやって入った」

「窓を壊しました」


見てみるとみるに無惨な窓らしき窓があった

「泥棒?」

「まぁそんな感じです。以後お見知りおきを」


「知っときたくないから。それとガラス代払え!!」


「わかりました」

お、素直じゃん。とぽん太は思った。
しかし、そんな思いはすぐに打ち消えた


「ロケットパーンチ!!」


見事に顎に当たった

「ぐわっ!!」

と、悲鳴(?)をあげて、床へと倒れた


「あ、すみません」

「…」

「ぽん太さん?」

「…その名前を浸透させんな…」


ダメージを受けたが、まだ喋れる。

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