アクアマリンの秘密
* * *
シップを降りたあたしたち6人。
「お前…俺のそばから離れんなよ。」
「えっ…?」
「どこから何が出てくんのか分かんねぇからな。」
「大丈夫だよ、蒼刃。
この国の地上には…もう人は住んでないだろうから。」
「…どういうことですか?」
「力のある者しか生き残ってないし、そういう人たちはみんな…。」
白斗さんは少し遠くに見える海を指差した。
「海の中に住んでるから。」
「海の中!?」
「えぇー!?どうやってぇ?」
「そんなこと…物理的に出来ない…はずだよね?」
「物理的にはね。
だけどここの国の人は…
まぁ説明するより実際に入ってみれば分かるよ。
さて、行こうか。」
「白斗。」
「なんだい、紫紀?」
「……。」
「大丈夫。もう…逃げていても仕方ないしね。
さ、みんな行こう。」
紫紀さんは…知ってるんだ。きっと…。
白斗さんの…触れてほしくない部分を…。
直感的にそんなことを思う。
シップを降りたあたしたち6人。
「お前…俺のそばから離れんなよ。」
「えっ…?」
「どこから何が出てくんのか分かんねぇからな。」
「大丈夫だよ、蒼刃。
この国の地上には…もう人は住んでないだろうから。」
「…どういうことですか?」
「力のある者しか生き残ってないし、そういう人たちはみんな…。」
白斗さんは少し遠くに見える海を指差した。
「海の中に住んでるから。」
「海の中!?」
「えぇー!?どうやってぇ?」
「そんなこと…物理的に出来ない…はずだよね?」
「物理的にはね。
だけどここの国の人は…
まぁ説明するより実際に入ってみれば分かるよ。
さて、行こうか。」
「白斗。」
「なんだい、紫紀?」
「……。」
「大丈夫。もう…逃げていても仕方ないしね。
さ、みんな行こう。」
紫紀さんは…知ってるんだ。きっと…。
白斗さんの…触れてほしくない部分を…。
直感的にそんなことを思う。