アクアマリンの秘密
ギイと鈍い音がして、ゆっくりとその大きな扉がこちら側に開く。


「全員、武器を徴収させてもらう。」

「はぁ?」

「蒼刃、ここは彼らに従って。」

「なんだよ…さっきから…。」

「ここで共鳴石を探すには…椿様のお許しがどうしても必要なんだ。
今、分かるよ。」

「はぁ?意味分かんねぇ。」

「武器を隠し持っていたら牢獄行きだぞ。」

「持ってねぇっつーの!!」

「では…前へ。」





あたしたち6人の前に一人と後ろに一人、さっきの門番の人たちが付き、さらに奥へと案内される。






コンコン…


「なにか?」

「椿様。
椿様にお目通り願いたいと申す6人を連れて参りました。」

「ほぅ…?来客か。通せ。」




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